新産会とは
1971年のニクソンショックで日本の産業界は混乱の渦中に巻き込まれ、 愛知県でも地場産業が大きな打撃を受けていました。そんな時代背景のもと、当時の桑原愛知県知事と井川商工部長の発案で、「業界をリード出来る人作り」を目的に、1972年に県下の各企業団体から推薦を受けた若手経営者30名が、「新世代産業指導者セミナー」を受講しました。1975年4月9日、1期から3期までの91名の総意によって「新世代産業研究会」 (略称=新産会)として設立総会を開催し、 会則や活動方針を決め、役員を選定してスタートしました。愛知県有数の歴史ある異業種交流勉強会であり、経営者が学び、共に高め合う仲間づくりの場として、精力的な活動を行っています。
会長挨拶
旧年は、新産会諸行事に格別のご理解とご協力をいただきまして、改めて心より御礼申し上げます。
また、各事業実施に際し、副会長・理事の皆様を中心に多大なるご尽力を賜り、
誠にありがとうございました。
2023年は、新型コロナが「5類」へ移行し、行動の制限や、自粛のない、日常が戻った年でありました。
人や経済が動き出したことにより物価が上昇し、電気やガス、ガソリン、原油などのエネルギー源の上昇、さらには円安の影響を受け、輸入品や材料、物流コストも上がり、「物価上昇」の1年となりました。
モノやサービスの付加価値を上げ、雇用主として賃金を上げる。
言葉で表すのは簡単ですが、非常に大きな課題をどう乗り越えていくのか。
また、ロボットやシステムによる省人化、生成AIをいかに活用し、デジタル化を推進していくのか、
変化に対応する柔軟性が求められているように感じます。
デジタル化が進むこのような時代だからこそ、「人とのつながり」の大切さを強く思う次第であります。新産会は愛知県で活躍する素晴らしい企業経営者の集まりであり、互いをリスペクトし合い、本当の「つながり」ができる会だと思います。
2025年の50周年にむけて、会員同士はもちろん、愛知県、あいち産業振興機構との「つながり」を強く持ち続けながら、力を合わせてこの激動の時代を乗り越えてまいりましょう。
2024年も執行部の皆様と共に、新産会の結束を強くできるような、楽しく、有意義な事業を企画してまいります。会員の皆様も積極的にご参加賜りますようお願い申し上げます。
最後に、会員皆様の益々のご繁栄と、皆様のご家族、社員様のご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。
令和6年元旦
新世代産業研究会 会長 大谷 裕
主な活動
毎年4月に総会を開催し、会長、副会長、役員、理事の選出を行います。総会にて年度の行事を決定し、会員に告知します。また毎月理事会を行い、会計確認、入退会者の承認など様々な協議を行い、意思決定をします。また、会員向け会報誌「新産会ニュース」を毎月発行し、活動の報告、行事、必要事項の案内を行っています。
・総会(4月開催)
・各種研修会
・あいち産業振興機構との勉強会
・家族交流会
・納涼会
・愛知県経済産業局との勉強会
・会員交流会 など
歴代会長
任務期間 | 社名/役職・氏名 |
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令和3年度〜令和4年度 | 株式会社アスプランニング 名古屋支社長 浅野 慎之 |
令和元年度〜令和2年度 | 株式会社マルケイ 代表取締役 江崎 賢一 |
平成30年度~平成31年度 | たびぱーく株式会社 代表取締役 市川 聰 |
平成28年度~平成29年度 | 有限会社 サンメンテナンス工機 代表取締役 深井 昇 |
平成26年度~平成27年度 | ナトコ 株式会社 代表取締役社長 粕谷 健次 |
平成24年度~平成25年度 | 株式会社 みづほ合成工業所 代表取締役社長 後藤 敏公 |
平成20年度~平成23年度 | 社会福祉法人 中日会 理事長 山田 茂樹 |